
7月7日。
恋愛にうつつを抜かしすぎ、父の逆鱗に触れ、その日だけ天の川を通って会うことを許された織姫と彦星のお話はあまりにも有名です。
今回はそんな織姫と彦星にちなんだ、少し切ない恋愛映画を5つ選びました。
七夕を題材にしているものや少し状況が似ているものを厳選しましたので、
ロマンチックな七夕の夜にぜひご覧ください!
目次
七夕に観たい、少し切ない恋愛映画5選
1. 巡り会えたら
シカゴに住む建築家のサムは、癌で妻を亡くしたばかり。その後サムは一人息子のジョナと共にシアトルに越してきたが、ジョナは、落ち込む父親のために新しい奥さんが必要と、あるラジオ局の相談番組に電話をする。同じ頃、ボルチモアに住む新聞記者のアニーは、婚約者ウォルターを伴って実家のクリスマス・パーティに出席していた。ウォルターの評判は上々だが、母親から両親の運命の出会いを聞かされる。アニーはウォルターとの出会いはただの偶然であり、運命ではないと冷淡に切り返す。その帰途、偶然聞いていたラジオの相談番組で、“シアトルの眠れぬ男”サムが切々と語る亡き妻の思い出に、アニーは思わず涙する。そして、彼と実母が「出会った瞬間に運命を感じた」ことに気が付く。
運命に導かれて出会っていく2人の様が本当にロマンチック。
数千キロも離れた場所から、徐々に2人の距離が近づいていく感じはまるで織姫と彦星のよう。
ぜひ七夕に観たい作品です!
サムとアニー、そして織姫と彦星のようにもしかしたらあなたにも運命的な出会いが待っているかも?
2. チルソクの夏
1997年7月7日。下関と釜山の間で行われた親善陸上大会に出場した郁子は、一人の韓国人の男の子と出会い、淡い恋をする。「来年の夏、この大会で再会しよう」携帯もメールも無い時代、日本と韓国が今ほど親しくなかった時代。郁子の初恋を何とか実らせたいと奔走する真理、巴、玲子の3人の胸にも、いつの間にか郁子の切ない想いが住み着き、そして奔流のようにあふれ出す---。
携帯もメールもない時代。今だったらSNSとかで簡単に繋がれてしまうこの時代。
手紙を出してという感じが、もしかしたら今の子にはもう伝わらないかもしれません。
しかし、そんな方にもぜひ観てもらいたい。
日本と韓国の高校生が文通を重ね、言語や文化の違いを乗り越え、愛を伝える。そして再開を誓ったのが7月7日の七夕(チルソク)の日。
まさに七夕の日に観たい、甘酸っぱい青春映画です。
若い上野樹里さんの演技にも注目ですよ。
3. ワン・デイ 23年のラブストーリー
真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。はじめて会話を交わした時から魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選んだ2人。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。そんなある年の“7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。運命の日が2人に近づいていた・・・。
お互いを思い合いながらも、親友となることを選んだエマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)。
恋人関係ではないものの、23年もの間、1年に1度しか会わない2人はまるで織姫と彦星そのもの。
大人な、切ない七夕映画であなたはきっと涙する。
七夕の夜にそんな「大人の七夕映画」で、ビターな夜を過ごしてみませんか?
4. 僕は明日、昨日の君とデートする
京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう
電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松菜奈)を一目見た瞬間、恋に落ちた。
勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けたようとした高寿だったが、
それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう―。彼女のこの時の涙の理由を知る由もない
高寿だったが、2人は意気投合し、その後、すぐに交際をスタート。
初めてのデート、初めて手をつなぎ、初めて名前で呼び合う。そんな初めてのことがあるたびに泣く
愛美のことを少し不思議に思いながらも、より愛美への愛情を深めていく高寿。
そんな二人の関係は、誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた…。
「わたし、あなたに隠していることがある…」初めてキスをした日、高寿は、愛美から想像も
できなかった大きな秘密を明かされる…。そして、二人の運命は“すれ違い”始める―――
訳あって「30日間しか叶わない恋」をする2人。
少し七夕っぽくはないかもしれませんが、切ない恋愛映画ときいて入れないわけにはいきませんでした。
ただ絶対にずっとは続かない恋という部分では似ているのかもしれません。
少し設定が難しい映画ですが、おすすめな作品です。
5. あと1センチの恋
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳からの幼なじみで、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。くだらない話も夢の話も恋の話も、なんでも2人は共有してきた。そして二人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。ところが、ある日ロージーがクラスで人気の男の子と一夜を共にし、妊娠してしまう。2人は再会を誓い、ロージーは地元に残り、アレックスをボストンの大学へと送り出す。お互いを想いながら言葉にできないままに・・・。初めて別々の人生を歩むことになる2人。記憶の掛け違い、誤解、恋のライバル、読まれることのなかったラブレター、運命のいたずらに翻弄され、12年間も2人は近づいては離れていくが・・・。
お互いに思い合っているのに、あと一歩のところでお互いがお互いにすれ違っていく、
まさにあと1センチ届かない恋。
そんな2人にヤキモキしたり、切なくもなったり、時にほっこり笑えたり。
主人公たちを応援している、まさに親友になったような気分になれる映画です。
織姫と彦星のように2人は結ばれることができたのか?
ぜひご覧ください!
まとめ
今回は七夕に観たい映画を5つ厳選しました。
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した映画は遠距離恋愛だったり、いつか会えなくなってしまう物が多かったですよね。
ぜひ映画を観て切なくなった後は、お相手に日ごろ会える感謝を伝えてみては?