ディズニー公式サイトより
ディズニーピクサーの名作「リメンバー・ミー」。
家族と音楽をテーマにした作品で、劇中感動して涙を流した人も多いのではないでしょうか?(自分も恥ずかしながら最後の方はボロ泣きしました。)
今回はそのリメンバー・ミーのロケ地である「メキシコ」を映画のロケ地になったであろう場所と、ぜひ訪れたい観光地を写真と一緒に紹介します。実際に、製作者の方々も、メキシコを訪れることで、インスピレーションを貰ったみたいですね。
今コロナの影響で海外旅行に行けず、悶々とした日々を送っている旅好きの方にぜひ楽しんでいただければ幸いです!
それではみなさん、映画で世界を旅しよう!!
目次
あらすじ
主人公ミゲルは、音楽が大好きなギターの天才少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟があり、ミゲルはギターを弾くどころか、家で音楽を聞くこともできない。ある日、家族から禁じられた音楽への夢を募らせるミゲルが、デラクルスの霊廟に飾られたギターを手にしたことをキッカケに、まるでテーマパークのような死者の国へ迷い込んでしまう。そこで彼が出会ったのはガイコツになったご先祖たち─。果たして彼は無事に元の世界に戻れるのか? filmarks
この映画の舞台になったのはメキシコの3つの都市
この映画を作るため、ディズニーピクサーのスタッフはメキシコ各地を巡り、
- Oaxaca(オアハカ)
- Guanajuato (グアナフアト)
- Michoacan(ミチョアカン)
の3ヶ所を参考に映画「リメンバー・ミー」を制作したと言います。
どれも、メキシコが誇る本当に美しい場所です。
それでは、それぞれ、どんな場所なのかトリップしていきましょう!
1. オハアカ
メキシコ最大の人口を誇るのがここ「オアハカ」。
街中はカラフルなことで有名で、劇中のラストシーン「リメンバー・ミー」と書かれた
フラッグで締めくくられていますが、ここがモデルになったのではないかと思います!
オアハカはもっともメキシコらしいメキシコと呼ばれています。その理由がなんと人口の40%が先住民族となっており、今でも多種多様な文化が色濃く残るからだと言われています。
ちなみに劇中で登場する「死者の日」はここオアハカの伝統文化の1つで実際にある伝統行事なんですね。
実際の様子がこんな感じ。
まさに死者の国のガイコツですね!
ディズニー公式サイトより
ヘクターがミゲルに死者の世界に馴染むためにしたガイコツメイクを施したシーンを思い出しますよね〜
モンテ・アルバン
オハアカには世界遺産にも登録されている「モルテ・アルバン」があり、エルネスト・デラクルスの祭壇のイメージに用いられたとされています。
観光名所としても有名な場所なので、ぜひ観光する際には訪れたい場所ですね!
イエルベ・エル・アグア
イエルベ・エル・アグアはメキシコのオアハカで人気のスポットで、複雑な形をした石で形成された温泉です。
「イエルベ・エル・アグア」とは「沸騰した水」を意味しており、その名の通り、ミネラル分を多く含む温泉が湧出しています。その温泉のミネラル分や石灰が固まり、蓄積することが繰り返されることにより不思議な形が形成されています。
段々になったところを歩けたり、近くにインフィニティプールもありアクティビティとしても楽しめるスポットになってます。
2. グアナフアト
次に紹介するのはリメンバー・ミーの街中のモデルになったと言われる「グアナフアト」です。
まるで宝石箱をひっくり返したような街と言われるほどカラフルな街並みが広がります。
ディズニー公式サイトより
ミゲルの住んでいた街や死者の世界の、家と家が密集している感じやカラフルさが確かに近いものがあります。
この映画の1つの魅力でもある映像美のモデルが実際にあると思うとぜひ行ってみたくなりますよね〜
ピピラの丘
街中を一望したいなら絶対に「ピピラの丘」にいきましょう。
街中からケーブルカーで登っていった高台から、グアナファトの街並みを一望することができます。
ちなみに歩いて登ることもできるので、時間のある方はのんびり歩いて登るのもいいかもしれませんね。
インスタ映えするいい写真を撮りたい方はぜひ訪れたい場所ですね!
夜景も綺麗でおすすめですよ!
ケーブルカーの営業時間:8時~21時45分(月~金)/9時~21時45分(土)/10時~20時45分(日)
ミイラ博物館
またガイコツではないですが、ミイラの博物館がグアナフアトにはあります。
なかなか本物のミイラを見る機会はないと思うので、もし行く機会あればぜひ立ち寄ってみては?
3.ミチョアカン
リメンバー・ミーの公式サイトには、参考にしたのは「ミチョアカン州」としか書かれていなかったのですが、パツクアロ湖に浮かぶ島「ハニツィオ島」がまさに死者の国の参考に使われたのではないかと踏んでいます。
ディズニー公式サイトより
この場所にあのマリーゴールドの花びらの橋がかかれば、死者の国に見えてきませんか?
VIVAMEXICOより引用
また、ここハニツィオ島はもっとも伝統的な死者の日を見ることができる場所とも言われていたり、メキシコ観光政府により「Pueblo Magico(魔法の村)」という認定まで受けたりと、興味をそそられることこの上なしな島なんですよ!ぜひ訪れてみたいですよね〜
まとめ
今回は映画「リメンバー・ミー」で実際に舞台になった場所を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
映画を観てても思ったのですが、メキシコは死者の方を楽しく死者の国へ送るのがいいな〜と思いました。
絶対そっちのが幸せですもんね!
この記事を読んで、もしちょっとでも実際にメキシコを旅行した気分になった!と思ってもらえたら嬉しいです!
※ちなみにリメンバー・ミーの原題は「COCO」なんです。おばあちゃんの名前ですね。
これを知った瞬間も涙流れてきましたね〜笑