この「地球屋」の舞台とされているのは「桜ヶ丘邪宗門」(さくらがおかじゃしゅうもん)という喫茶店です。モデルになったのは外観ではなく、内装なんだとか。外観も少し似た感じがあると個人的には思います。
こちらの喫茶店、今はもう残念ながら閉店してしまったそうです。行ってみたかったなぁ。
1995年に公開され、20年経った今でも色褪せることのないジブリの名作「耳をすませば」。
「耳をすませば」は柊あおいさんの漫画を原作に宮崎駿監督が制作した青春映画です。
中学生ならではの葛藤や甘酸っぱい青春もあり、大人も子どもも楽しめる作品です。
その舞台がなんと東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘にあり、今でも数多くのファンが聖地巡礼に訪れます。
今回はそのロケ地である聖蹟桜ヶ丘にトリップしていきましょう!
それではみなさん、
「映画で世界を旅しよう。」
目次
読書が大好きな中学1年生の少女、月島雫(つきしま しずく)。雫は図書貸し出しカードに天沢聖司(あまさわ せいじ)という名がたびたびあることに気がつき、顔も知らない彼への思いをめぐらす。そんなある日、電車の車内で出会った猫に導かれ、地球屋という不思議な店に迷い込む。
主人公の雫ちゃんが図書館に勤めているお父さんにお弁当を届けたり、地球屋に向かう際に使われた「京玉線 杉の宮駅」。
この舞台になったのが、聖蹟桜ヶ丘駅と言われています。
ここで猫のムーンを追いかけたことから物語がはじまっていきます。あのシーンがまるで小説の冒頭を見ているみたいですごく好きなんですよね。冒険心をくすぐられます。
ちなみにここの駅に到着する際の駅メロは物語の主題歌でもある「カントリーロード」なんですよ!
粋な演出ですよね〜。
この駅の西口広場には「耳をすませばモデル地案内マップ」もあるので観光の際にはぜひ参考にして見てください。そのマップのそばには劇中に出てくる「地球屋」をモチーフにしたモニュメントである「青春ポスト」なるものもあるので記念写真取っちゃいましょう!
ムーンを追いかけてたどり着いたのが、レトロなアトリエ「地球屋」。
この「地球屋」の舞台とされているのは「桜ヶ丘邪宗門」(さくらがおかじゃしゅうもん)という喫茶店です。モデルになったのは外観ではなく、内装なんだとか。外観も少し似た感じがあると個人的には思います。
こちらの喫茶店、今はもう残念ながら閉店してしまったそうです。行ってみたかったなぁ。
雫が猫を追って駅前から坂の途中にある図書館に向かうシーン。景色がすごくいいなぁと思いながらみていました。
そのモデルとなった場所がここ「いろは坂」です。
実際に見てみると本当にそっくりそのまま描かれていることがよく分かりますよね。
夏の暑いときにぜひ訪れたいばしょです!
ちなみにこのいろは坂を登って行った先に地球屋のすぐ近くにあったロータリーがあります。
映画だとこのロータリーのすぐ裏に地球屋がありますね。
先ほど紹介した「いろは坂」の途中にある階段。
劇中だと地球屋のおじいちゃんに会い、いいお店を見つけた!とルンルンで図書館で働いているお父さんにお弁当を届けるために駆け下りるシーンで使われた坂ですね。
作中のようなカーブの坂は存在しないですが、階段上からの景色を見るだけで満足してしまうこと間違いなしですね。
甘酸っぱいながらも少し複雑な青春を感じさせたこのシーン。
雫の親友である夕子の好きな人は、同級生で野球部の杉村。雫は杉村の事をとても仲の良い友達だと思っていましたが、その杉村から雫は告白されてしまいます。その告白の舞台となったのが「金毘羅宮(こんぴらぐう)」。
こちらも先ほど紹介した、いろは坂を登りきった住宅地の一角にあります。
雫が住んでいる団地のモデルになった場所。
こちらは多摩市にある愛宕団地です。団地はご近所付き合い大変そうというイメージだったのですが、劇中のシーンを見ているとなんかこういう付き合いもいいなと思いましたね。
ロケ地になった場所以外にも「耳をすませば」ファンならぜひ訪れて欲しい場所があるのでそちらもご紹介します。
先ほど紹介した「いろは坂のロータリー 」近くにあるのが「洋菓子店ノア」さん。
実際の舞台になった場所ではありませんが、「耳をすませば」にちなんだお菓子や、本や雑誌が数多く並んでいます。また作中に登場し、のちのスピンオフ作品である「猫の恩返し」にも出てくる猫の置物「バロン」も置いてあります。
ファンの方のための「思い出ノート」は昔、秘密の場所(劇中最後に天沢聖司くんが雫に告白した場所)とされた「いろは坂の高台」にあったのですが今ではこちらのノアさんにノートを移したそうです。
映画も鑑賞し、ロケ地もめぐったそこのあなた。
自分もそうなのですが、すごく今気持ちが昂っているのではありませんか?
そんなときにおすすめなのがグッズを買うことです。
僕自身も観終わってから買って今とても満足度が高いです^^
この機会にぜひ部屋を「耳すまグッズ」で染めちゃいましょう!
ジブリといえばやはり卓上カレンダーが有名ですね。
使い終わった後も切り抜いてシーンごとに集めたりもできるので、人気な商品となっています!
こんな感じでロケ地巡りしながら写真をとるのもいいですよね〜。
天沢聖司くんがヴァイオリンを弾き、雫がカントリーロードを歌うシーンのミニチュアです。
ペーパークラフトになっているので、おうち時間を過ごすにはもってこいです。
ちなみに自分はこちらを購入しました!家に届くのが楽しみです。
より本格的にやりたい人にはこちらもおすすめ。
耳をすませばの全てが詰まったミニチュアです。
バロンのオルゴールです。
これが置いてあるだけでまるで自分の家が「地球屋」にも「猫の探偵事務所」にも見えてきますよね。
少々お値段張りますが、一生ものと思えば買うのもありかもしれませんね。
最後に紹介するのがジグソーパズルです。
少ないものだと300ピースから多いもので1000ピースのものまで様々なシーンを切り抜いたパズルがありますので、このおうち時間が多い今ぜひ作って額縁に入れて飾ってみてはいかが?
きっと毎日それを見てテンション上がりますよ!
今回はジブリの名作である「耳をすませば」のロケ地をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
自然あふれる多摩市だからこそ、ジブリ映画の舞台にとてもマッチしていましたね。
自分はこの映画で夢を持つことの大切さを再び再確認することができました。中学生、高校生の時にこの作品に出会っていたら、何も考えず進学するのではなく、しっかり意味を考えて聖司や雫のように決断したのかなぁ、なんてついつい考えちゃいました。
聖蹟桜ヶ丘のロケ地を見て実際に聖地巡礼した気分になっていただけたら幸いです。
甘酸っぱく、勇気のもらえる名作「耳をすませば」のロケ地紹介ツアーでした!
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